● アズマスゲ |
=カヤツリグサ科= |
Carex lasiolepis Franch. |
植物観察ノート 宮城県 |
'10.3.30 仙台市 中の森 |
'10.3.14 仙台市 青葉山 |
'13.5.6 仙台市 葛岡墓園 |
'14.4.1 松島町 治祐ヶ森自然公園 |
'14.4.1 松島町 治祐ヶ森自然公園 |
「根は短く叢生し、匐枝はない。全体に開出した軟毛 が密生する」。 花:「4〜5月、茎の頂に柄のある1個の雄小穂、その 下方に離れて2〜3個の雌小穂がつく。ともに鱗片 の色は暗赤褐色である。雄小穂は長さ5〜8mm、 多数の花をつけ、雌小穂は長さ5〜7mm、倒卵形 体で短毛で柄があり、下方のものは根生状となる。 雌花の鱗片は長切形で短毛があり、先は円く突形 となる。果胞は上向き、鱗片より著しく長く、倒卵状 長楕円体で短毛を密布し、長さ4〜4.5mm、2個の 中脈がある。先は急に細くなって短い嘴状となり、 褐色に染まる。口部は浅く凹み、基部は次第に狭 くなって長い柄になる。柱頭は3個」。有花茎「雄小 穂は抽出し、暗赤褐色。雌小穂は長い柄があり、 下方のものは有花茎基部につく」。雌鱗片「暗赤褐 色、鈍頭〜鋭頭で短芒端、果胞のほぼ半長」。果 胞「有脈で有毛、基部は太い柄となる」。 葉:「根生し、前年の葉が多数残り、線形で幅は3〜 5mm、軟らかく、鮮緑色でふちや下面に白い毛が 密にある」「やわらかく、幅3〜5mm」。毛が目立つ。 前年の枯葉が白く目立つ。 茎:「糸状で湾曲し、高さは5〜15p、鈍い三稜形で 短い毛がある」。 基部の鞘:「淡色」。 |
【東菅】 果期:4〜5月 高さ:15〜25cm 乾いた明るい樹 林内や草地 北海道(日高・ 十勝)、本州、 四国(徳島)、 九州(北部) |