Carex thunbergii Steud. var. thunbergii
アゼスゲ
植物観察ノート 宮城県
目次] [] [索引] [引用・参考文献] [ヤマアゼスゲ
カヤツリグサ科
'08.5.1 利府町 県民の森
'15.6.6
山形市
 山寺
休耕田
  '13.5.22
利府町 県民の森
'11.6.12 仙台市
熊ヶ根
        '15.6.6
山形市山寺 休耕田
'13.5.22 利府町
県民の森
 【畔菅】
  花期:5〜6月
  高さ:20〜80cm
  田の畔、川岸など
   の湿地
  北海道〜本州
 「横走する根茎があり、まばらに叢生する」。
 花:「葉とともに茎を出し頂に1〜2個の雄小穂をつけ、その少し下部に2〜3
  個の雌小穂をつける。雄小穂は線形で長さ1〜4p位で茶褐色。雌小穂は
  長さ1.5〜4p位の線状長楕円体で黒褐色、下方のものには短く細い柄が
  あり、かつ長い苞を伴う。雄小穂の鱗片は狭い長楕円形で先端は鋭く尖
  り、紫黒褐色、上半は両端に白い膜質の部分があり、中脈は緑色を帯び
  る。果胞は鱗片とほぼ同長であるが幅広く、鱗片の左右に露出しレンズ
  状の広楕円形でやや密に重なり、初め緑色で鱗片との対照が顕著である
  が後に暗色となり、光沢はなく、先端は鈍頭、極めて短い嘴がある。柱頭
  は2個、早く脱落する」。小穂は「3〜5個。苞は葉身が発達し、無鞘。頂小
  穂1〜2個は雄性で長さ2〜6cm。側小穂は雌性で長さ1.5〜5cm、幅3〜
  4,5cm」 「雌鱗片は側面が黒紫色で中肋が緑色、鈍頭で果胞より短いも
  のから、鋭頭で果胞より長いものまで変異がある。果胞は扁平…」。
 葉:「狭い線形で幅3mm以下、茎と同高ないしそれより低く、鮮緑色で縁は
  ざらつく」「幅1.5〜4mm」。
 基部の鞘:「褐色または紫褐色の部分があり、その葉身の縁は内曲する」。
inserted by FC2 system