トボシガラ

イネ科(草)
Festuca parvigluma Steud. var. parvigluma
植物観察ノート 宮城県
目次] [] [索引] [引用・参考文献
'16.5.29 仙台市
    泉ヶ岳
'16.5.29 仙台市
泉ヶ岳
'16.5.29
仙台市 泉ヶ岳
 【唐法師殻】
   唐法師は大唐米と
   も呼ばれる下等な
   米…、小穂をこの
   米のもみ殻に見立
   てて…。
  花期:5〜6月
  高さ:30〜60cm
  草地や林縁など
  北海道〜九州
 花:「茎の頂にまばらな円錐花序をなして先は傾き、少数の小穂を
  まばらにつける。枝は弱く軟らかく、少しざらつき、中軸は曲がっ
  ている。小穂は緑色の卵状披針形で長さ7mm内外、3〜5花から
  なる。苞頴は小形、第1苞頴は短いが第2苞頴は少し長く卵形、
  長さ1.5mm内外、鋭頭で白膜縁がある。護頴と内頴は長さ5〜6
  mm、花時には良く開くが果実となれば閉じる。護頴は長楕円状
  の披針形、鋭尖頭で5脈あり、中脈は隆起し、先端は非常に細く
  護頴より長い芒となり、平滑で生時は1種の光沢を有する。雄し
  べは1個」。
 葉:「細い線形で幅2〜3mmほど、質は柔軟で、湾曲して垂れ下り、
  平らである。葉身は細長い」「葉舌は短く0.3mm」。
 茎:「多数叢生して高さ30〜50pほどあり、下部は一般に直立して
  いるが、ときに短く斜上することもあり全株が暗緑色をしている」。
'16.5.29 仙台市 泉ヶ岳
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