コメガヤ

イネ科(草)
Melica nutans L.
植物観察ノート 宮城県
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'11.6.2
仙台市野草園
    '11.6.2
仙台市野草園
 【米萱】
   白っぽい小穂を米粒
   にみたてて…。
  別名:スズメノコメ(雀
   の米)
  花期:6〜7月
  高さ:20〜50cm
  丘陵から山地の草地
   や木陰、ときには海
   岸近くの草地
  北海道〜九州
 花:「茎の頂に偏在性の穂状様にま
  ばらに4〜10個の小穂を1列につけ
  た枝を出す。小穂は長さ3〜4mm
  の糸状の小花柄に横向きまたは傾
  下してつき、幅広い楕円形で白色、
  長さ5〜6mmほどあって非常にはっ
  きりしており、一見米粒の様子をし
  ているのでコメガヤという。苞頴は
  紫色の広い楕円形で、極めて鈍頭
  で2個が互いに向き合って、上半は
  無色の透明な膜となる。内には正
  常の2花と退化して棍棒状になった
  1花とを有する。護頴は苞頴より少
  し長く、舟形で7〜9脈がある。雄し
  べは3個」。
 葉:「幅広い線状披針形で先は次第
  に尖り長さは5〜12cm、質は少し硬
  く、上面にまばらな毛があるが下面
  は平滑で濃い緑色を呈し、葉鞘は
  細長く、茎を包み完全な筒をなして
  いる」「葉舌は短い」。
'11.6.2 仙台市野草園
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