● カニツリグサ |
=イネ科(草)= |
Trisetum bifidum (Thunb.) Ohwi |
植物観察ノート 宮城県 |
'16.5.31 大和町 赤崩山 |
'16.5.31 大和町 赤崩山 |
'16.5.31 大和町 赤崩山 |
'16.5.31 大和町 赤崩山 |
【蟹釣り草】 子供がその茎 でサワガニを 釣り遊ぶ…。 花期:5〜6月 高さ:40〜70p 道端や草地(ご くふつう) 北海道〜九州 |
花:「茎の頂に幅広い楕円体状の円錐花序をなし、多少横に傾き、初め緑 紫色をなすが、後に黄褐色に変わり、一種の光沢がある。枝は初め開 出するが、後には直立して互いに相接し、細くてやや密に小穂をつける。 小穂は3〜4個の小花からなり、最上の1花はふつうは不稔性である。第 1苞頴は線状披針形で小さくて1脈がある。第2苞頴はずっと長く、長さ5 mmほどの細い長楕円形で3脈を有し、上半部のふちは白膜質あるいは 紫色を帯びている。護頴は長楕円状披針形、苞頴より少しのび出し、背 面は円味を帯び、全面に細い刺毛があってざらつき、先端は2裂しており その間から長い芒を出す。雄しべ3個」。花穂は「先がやや垂れ下がる」。 「小穂は長さ6〜8mmで途中で折れ曲がった長い芒があるのが特徴」。 葉:「線状の披針形で茎の下半部に多くつき、長さ5〜15p。下面は平滑で あり上面は有毛であるが、下部の葉においては鞘とともに多毛となる」 「葉舌は薄く長さ2.5mm」。 茎:「少数叢生し、基部は節で曲がっているが上部は直立している」。 |
'16.5.31 大和町 赤崩山 |