● イブキヌカボ |
=イネ科(草)= |
Milium effusum L. |
植物観察ノート 宮城県 |
'16.5.28 七ヶ浜町 吉田浜 表浜 |
'16.5.28 七ヶ浜町 吉田浜 表浜 |
'16.5.28 七ヶ浜町 吉田浜表浜 |
花:「高く抽き出た茎の頂に13〜20p位のまばらで長い穂を直立し、その中軸は真直で狭長、各節の相隔たっ て、長短のある3〜5本の糸状の枝を開出輪生する。各枝はその上部に、短い柄のある小穂を5〜6個総状に つける。小穂はただ1花のみからなり、芒はない。2苞頴は、ほとんど同形同大で卵形をしている。護頴、内頴 は硬くて光沢がある。雄しべ3個と2花柱を持つ1子房、2鱗被がある。頴果は円柱形で硬い頴に包まれている」 「花序の枝は直角からやや下向きに開出する」「小穂は芒のない1小花からなり、小花は褐色に熟す」。 葉:「広線形で、質薄く、先端は急に尖り、葉身はほとんど平滑で幅1p位、葉鞘は平滑で緑色、葉舌は長く、末 端鈍形である」「葉舌は薄膜質、鋭頭、長さ5mm」。 茎:「叢生し丈高く、直立」。 「…その小穂がヌカボを連想するように細小であるからいうのであるが、ヌカボとはむしろ縁遠い植物である」。 |
【伊吹糠穂】 滋賀県・伊吹山に 産し、小穂がヌカ ボに似る?…。 花期:6〜7月 高さ:1m内外 山地の草原、林下 北海道〜九州 |
'16.6.3 利府町 県民の森 |