オヤマボクチ
植物観察ノート 宮城県
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キク科
Synurus pungens (Franch. et Savat.) Kitam. var. pungens
'10.10.19 大衡村 万葉の森
'15.10.3 色麻町 小栗山
'15.10.7
多賀城市 加瀬沼
'15.10.7 多賀城市
      加瀬沼
     '10.10.19
大衡村 万葉の森
'15.10.3 色麻町
小栗山
狭筒部
広筒部
 花:「秋に暗赤色の頭花を長い枝の先につけ、横向きまたはやや下向きに開
  く。大形で総苞は径4cm内外、総苞片は硬くて尖り、外片は開出する。雌
  しべの花柱分枝は直立して開か」ない。「総苞片は狭披針形」「筒状花の狭
  筒部が、上方の広筒部にくらべはるかに短い」(cf.ハバヤマボクチ)。
 痩果:「斜めに花床につき、冠毛は羽毛にならない」。
 葉:「根生葉は下面に白色の綿毛を密生し、大形で三角状卵形、先は尖り、
  基部は心臓形、ふちには不整の欠刻状の鋸歯があってゴボウの葉に似て
  いる。茎葉は小形で楕円形、互生し、葉柄も短くなり、最上部ではついに無
  柄になる」。
 茎:「直立して…紫色を帯び太く、多少白いクモ毛があり、上部では短い枝が
  分かれる」。
 【雄山火口】
   葉の裏面の綿毛を
   火口
(ほくち)に利用
   した。全体にいかつ
   い感じで『雄』…。
  花期:9〜10月
  山地。陽向の草原
  北海道、本州(岐阜
   以北)、四国
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