ナガバノコウヤボウキ
キク科
Pertya glabrescens Sch. Bip. ex Nakai
植物観察ノート 宮城県
目次] [] [索引] [引用・参考文献] [コウヤボウキ]
'16.7.23 仙台市 県民の森
  '09.11.8
仙台市 青葉山
一年枝の葉
'11.9.11 名取市
      外山
'16.7.23 仙台市
  県民の森
二年枝の葉
一年枝
   '16.7.23
仙台市 県民の森
   '11.7.10
仙台市 青葉山
 「コウヤボウキに似ているが、根茎は太く、葉は硬くて
 ほとんど毛がない」。
 花:「束生する葉の中央に白色の頭花を単生する。総
  苞は長楕円形で鱗状に重なり、小花は筒状で上部
  が深く5裂して著しく反曲し、長さ15〜18mm」。
 痩果:「長さ約7mmでコウヤボウキより長く、圧軟毛が
  あり、先端には冠毛がある」。
 葉:「一年枝は卵形葉を互生し、花をつけることがなく、
  二年枝は各節に5〜6枚の葉を束生し、葉は狭卵形
  で先は鋭く、基部はくさび形、ふちには鋭い鋸歯が
  あり3主脈がある」。
 「(和名は)コウヤボウキに比べて花枝につく葉が長い
 からであるが、一年枝、二年枝同士で比較すると必ず
 しもナガバノコウヤボウキの方が長いとは限らない」。
 【長葉の高野箒】
  落葉小低
  花期:8〜10月
  高さ:60〜90cm
  山地。やや乾燥し
   た所
  本州〜九州
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