● モリアザミ |
=キク科= |
Cirsium dipsacolepis (Maxim.) Matsum. var. dipsacolepis |
植物観察ノート 宮城県 |
'14.9.15 大崎市 花立峠 |
'14.9.19 蔵王白石スキー場 |
'14.9.19 白石市 蔵王白石スキー場 |
花:「頭花は…紅紫色、柄の先に単生し、上向き。総苞は小形で、無柄、径 1.5~3cm、クモ毛があり、総苞片は6~7列、開出してゆるやかに反曲し、 腺体がないため粘らない。外片は長さ15~20mm、長卵状鋭尖形。花冠は 長さ19~20mm、裂片は長さ6~7mm、広筒部は長さ3~5mm、狭筒部は長 さ9~11mmで明らかに広筒部より長い」。総苞片はほぼ水平に広がり、堅 くて先が鋭く尖り、触ると痛い。 葉:「根生葉は花しばしば時にも生存する。下部の茎葉は卵形ないし長楕円 状披針形、長い柄があり、柄とともに長さ15~30cm、全縁ないし歯縁、また は羽状に浅裂ないし中裂し、裂片は3~5対、基部は抱茎せず…両面とも にほとんど無毛。上部の葉は小形で無柄」。 茎:「直立し、無毛あるいは褐色の短軟毛や白いクモ毛がある」。 根は太くて食べられ、ヤマゴボウの名で売られているのは、これだという。 |
【森薊】 花期:9~10月 高さ:50~100cm 山地。陽向の草原 本州~九州 |
'14.9.19 白石市 蔵王白石スキー場 |