● ミヤトジマギク |
=キク科= |
Chrysanthemum × miyatojimense Kitam. |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.10.16 気仙沼市 岩井埼 |
'15.10.16 気仙沼市 岩井埼 |
'15.10.16 気仙沼市 岩井埼 |
'15.10.16 気仙沼市 岩井埼 |
花:「径4cmの白色の柄の長い頭状花」。 葉:「茎の中部の葉は長い柄があり、葉 身は卵状三角〜やや扇形、長さ2.5〜 4cm、基部は広いくさび形で、羽状にさ け、側裂片は2対、質がやや厚く、表面 は緑色で腺点があり長毛が散生し、下 面には軟毛が密生する」。 茎:「下部地面をはい、上部が傾いて立」 つ。(「寺崎日本植物図譜」奥山春季 平凡社 1977) |
「木村有香博士が1929年、月浜、大浜間の”マコバ”と称する海岸で発 見されたもので、1935年10月には京都大学北村四郎教授も現地を訪 ねられ、これをコハマギクと小菊系のイエギクとの雑種であろうと考定 して上記の名を付けられた。岡部作一氏は1949年、細胞遺伝学的に その雑種起源であることを確かめられた。その後、塩釜付近でも見出 されている」。(「宮戸島のフローラ」京極隆弥 宮城県高等学校教育研 究会理科研究5号 29 1968) |
【宮戸島菊】 キク(イエギク)と コハマギクの自 然交雑種。宮城 県宮戸島で発見 された…。 花期:10月 高さ:30cm内外 海辺 |