● コヤブタバコ |
=キク科= |
Carpesium cernuum L. |
植物観察ノート 宮城県 |
'13.8.6 松島町 双観山 |
'13.8.6 松島町 双観山 |
'15.10.2 塩竃市 伊保石公園 |
'13.8.6 松島町 双観山 |
'13.8.6 松島町 双観山 |
'15.8.1 松島町 双観山 |
「全体に軟らかい伏毛があり、白っぽい緑色となる」。 花:「枝の先端に下向きに開く径1cm内外の頭花をつける。頭花の先は平たく、総苞 は広鐘形で淡緑色、基部に苞状葉を2〜5個つけ、総苞の外片は倒卵状披針形、 先は鈍く、草質で上部が反巻し、内片は乾膜質である。小花はすべて筒状花で淡 緑白色、黄色にはならない」「雌花と両性花とからなり、縁には多列の雌花があり、 その花冠は筒状で先に3〜5歯がある。両性花は多数あり、花冠は筒状で先は4〜 5裂する」「基部に線状披針形の緑色の苞が多数ある」。総苞の外片は緑色、内片 はまわりが白くて薄く、内外はほとんど同じ長さ。(cf. ガンクビソウ) 葉:「根生葉は広大でへら状楕円形、花期には枯れており、下部の葉は楕円形また は卵状楕円形で先は鋭いものも鈍いものもあり、基部は細く尖って長い有翼の葉 柄となり、いずれもふちに鋸歯がある。上葉は小形で広披針形、ふちの鋸歯は低 く、先端も基部も尖り、葉柄は短い」。茎上部につく葉は基部に向かってだんだん 狭くなり、葉柄ははっきりしない。「下部の葉はさじ状長楕円形、…葉柄に広い翼 があり、縁には不ぞろいな微凸鋸歯があり、やわらかい」。 茎:「直立して…まばらに分枝する」「太く、よく枝分かれし、下部には白い軟毛が密 生する」。 |
【小藪煙草】 花期:7〜9月 高さ:50〜100 cm 林内 日本全土 |