● アキノキリンソウ |
=キク科= |
Solidago virgaurea L. var. subsp. asiatica (Nakai ex H.Hara) Kitam. ex
H.Hara var. asiatica Nakai ex H.Hara |
植物観察ノート 宮城県 |
'13.9.28 富谷町 県民の森 |
'15.9.13 蔵王町 |
'15.9.13 蔵王町 |
'07.10.14 塩竃市 第三小 |
'07.10.13 多賀城市 加瀬沼 |
【秋の麒麟草】 花をベンケイソウ 科のキリンソウに たとえて…。 別名:アワダチソウ 花期:8〜11月 高さ:30〜80cm 山地、丘陵。陽向 地 北海道〜九州 |
花:「茎先に細長い円穂状となって頭花が多数つき、花冠は黄色である。 広線形の舌状花を(雌性)整正の筒状花(両性)があり、内側の筒状花 が結実する。総苞は筒状の鐘形で総苞片は3列」。頭花は茎の上部に 疎らにつく(cf. ミヤマアキノキリンソウ)。(とはいえ)「頭花が密集して 多数つくので、アワダチソウ(泡立ち草)の名もある」「総苞は短い円筒 形で総苞片はほぼ4列に重なる」。 痩果:「冠毛があるが表面の毛は少ない」。 葉:「互生し、上葉は披針形、下葉になるにしたがって卵形となり、中、下 葉は有翼の柄があり、根生葉は特に柄が長くやや束生する。葉身は先 が尖り、基部はくさび形か円形、ふちにはやや内曲する鋸歯があり、下 面には細かい網脈が見える」。全体として形がすっきりしている(cf. ミ ヤマアキノキリンソウ)。「下方の葉は幅が広く卵形で長柄があり、上部 の葉ほど幅がせまく、葉身が基部に向かってひれとなるので柄ははっ きりしない」。 茎:「直立し…細くて強く、下部はふつう紫黒色、上部は短毛がありときに 分枝する」。 |