● ツルニガクサ |
=シソ科= |
Teucrium viscidum Bl. var. miquelianum (Maxim.) Hara |
植物観察ノート 宮城県 |
'10.8.30 仙台市 太白山自然観察の森 |
'10.8.30 仙台市 太白山自然観察の森 |
'10.8.30 仙台市 太白山自然観察の森 |
花:「上部の葉の腋から長さ2〜8mmの総状花序を出し、小 形の唇形花を多数つける。萼は鐘形で先は5裂し、裂片 のふちに腺毛があり、表面にも腺毛をつけることが多い。 花冠は淡紅色で長さ8〜10mm、下唇は長く前につきでて いる」。小さな上唇、大きな下唇。 分果:「果実の熟す時、萼は球状にふくらみ、内に褐色卵 形体でほとんど滑らかな分果を包んでいる」。 葉:「対生し、長い柄があり、長卵形または長楕円形で先 は尖り、基部は急に細くなり、長さ3〜10cm…ふちには粗 い鋸歯があり、質はうすく脈は上面で凹み、細かい毛が まばらに生える」。基部はやや楔形(cf. ニガクサ)。 茎:「四角形で曲がった細かい毛がある」。 |
【蔓苦草】 花期:7〜9月 高さ:20〜40cm 山地。木陰 日本全土 |
'13.8.5 大和町 南川ダム |