● ラショウモンカズラ |
=シソ科= |
Meehania urticifolia (Miq.) Makino |
植物観察ノート 宮城県 |
'11.5.5 仙台市野草園 |
'11.5.5 仙台市野草園 |
'06.5.4 利府町 県民の森 |
花:「花茎は直立し高さ15〜30p位」「花茎の上部の葉の腋に紫色で 大形の唇形花を一方向きに数個つける。萼は短い筒状で先は5裂し 長さ約1p。花冠は長さ4〜5p、筒部は長く急にふくらみ、下唇の中 央裂片は大きく、内側には濃紫色の斑点と長い白毛がある。雄しべ 4本のうち2本は長い」。 葉:「対生し心臓状卵円形で長さ2〜5p、幅2〜3.5p、先は鋭く尖り、 基部は心臓形、質はうすくふちには粗い鋸歯がある。下部の葉は2 〜5pの長い柄があるが、上部の葉の腋はほとんど柄がなく茎を抱 いている」。 茎:「四角形で長く地上をはい、節から根を出す」。 和名の由来がすさまじいが、言われてみれば、グロテスクな切断腕 にも見えてくる。 |
【羅生門葛】 花の形を、羅生 門で切り落とさ れた鬼女の腕 に見立てて…。 花期:4〜5月 高さ:20〜30cm 山地。林内など 本州〜九州 |
'11.5.12 仙台市野草園 |