● オオミゾソバ |
=タデ科= |
Persicaria thunbergii (Siebold et Zucc.) H.Gross |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.1010 大和町 南川ダム |
'15.1010 大和町 南川ダム |
'15.1010 大和町 南川ダム |
'15.1010 大和町 南川ダム |
花:「枝先が分かれ、白色または淡紅色の小 形の花を頭状様に花穂に集めてつける。花 はミゾソバの花より大きい。咢は5個に深く 裂ける。花弁はない。雄しべは8個。子房の 上部には花柱が3個ある」。 痩果:「宿存咢に包まれている」。 葉:「有柄で互生し、葉柄にしばしば狭い翼が ある。葉身はほこ形で、中央裂片は卵形で 尖り、葉面に八字形の黒色の紋様がある。 ミゾソバのはよりは葉質が硬く、毛が多い。 さや状の托葉のふちは、しばしば円形の葉 状をしている」。 茎:「下部は直立したりあるいは傾き伏し、ひ げ根を出し、地下に分枝する枝を出し、その 小枝の端に閉鎖花をつけ、白色の果実が実 るという特殊な性質がある」。 「ミゾソバは極めて多型であり、いくつかの型 に名前がつけられていた。オオミゾソバはそ の1つだが、ミゾソバと区別できない」。 「日本維管束植物目録」(米倉浩司2012)で は、「ミゾソバ(オオミゾソバ…)」と記述され、 別種扱いからはずされている。 |
【大溝蕎麦】 全体がミゾソバ に比べ大形…。 花期:秋 高さ:70p 山地、原野。水辺 |
'15.1010 大和町 南川ダム |