'15.9.8 七ヶ浜町 湊浜緑地公園 |
'10.9.15 塩竃市 伊保石公園 |
'10.8.30 仙台市 太白山自然観察の森 |
'09.8.29 塩竃市 第三小 |
'10.8.30 仙台市 太白山自然観察の森 |
花:「茎の先から数本の長い鞭状の細長い花序を出し、まばらな穂 状に赤色小花をつける。花には短い小花柄があり、開出して、少し 弓形に曲がり、下面は色がうすい。萼は4裂し、裂片は卵形で、先 はやや鋭く、長さ2〜3mmぐらいである。花弁は無い。雄しべは5 個、子房は卵球形で、頂に大形の花柱が2個あり、子房よりも長 い」「雄蕊は5個ときに4個」「萼裂片は卵形で赤色」。 痩果:「卵球形でレンズ状のふくらみ、痩果と同じ長さの萼に包まれ、 長さは2.5mmぐらいである。花柱は花の後も宿存萼からとび出し、 先端がかぎ形に下方に曲がっている」。 葉:「短い柄があり、互生、広楕円形または倒卵形で、葉の先は鋭 形、基部も鋭形で、長さは5〜15cmぐらい、葉質はやや薄くでや や硬く、両面とも毛がまばらに生え、葉面にはしばしば黒色の斑 紋がある」。黒斑はないものの方が多い。斑入りのものでも、葉裏 にはほとんど斑は入らない。(cf. シンミズヒキ) 托葉鞘:「膜質、褐色で、先は斜めに切れ、縁に毛がある」。 茎:「直立してまばらに分枝し…長い毛があり、節はふくれて、茎の 質は硬い」「中実で、伏毛があ」る(cf. シンミズヒキ)。 |
【水引】 赤白混じりの花穂 の様子を紅白の水 引にたとえて…。 花期:8〜10月 高さ:40〜80cm 半日陰の林縁など 日本全土 |
● ミズヒキ |
=タデ科= |
Persicaria filiformis (Thunb.) Nakai ex W.T.Lee |
植物観察ノート 宮城県 |