マルバヤハズソウ

マメ科(草)
Kummerowia stipulacea (Maxim.) Makino
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植物観察ノート 宮城県
'11.9.11 名取市 外山
'11.9.11
名取市 外山
'15.9.26 仙台市
仙台塩釜港中央公園
'11.9.11
名取市 外山
'11.9.19 塩竃
市内 道端
'11.9.11 名取市 外山
 【丸葉矢筈草】
  花期:8〜10月
  高さ:10〜20cm
  道端、原野など
  本州〜九州
 花:「葉腋から花序を出す。花は紅紫色をおびた小形の蝶形花と、花弁のあまり発達
  しない閉鎖花を生ずる。萼は鐘形で、先端は5裂し、裂片は卵形。卵形の小さい苞
  葉をもつ。雄しべは合着した9本と、離生した1本の2体である」「長さ約5mm」。
 果実:「1個の種子をもった小形の豆果を生ずる。豆果は円形、先端に小突起があり、
  平たく、乾いても割れない。半分以上は咢筒の上に露出している」「無柄」「扁平、や
  や楕円形で…短い伏毛がある」「先端が
円く、萼の約2倍長い」(cf. ヤハズソウ)。
 葉:「やや密に互生し、短柄をもった三出複葉。小葉は倒卵形、先端部は凹み基部は
  鈍形状のくさび形、ごく短い柄がある。はっきりした支脈が平行して斜上する。托葉
  は狭い卵形、先端は鋭頭」「羽状の3小葉」「頂小葉は無柄。小葉の側脈は葉縁に
  達する」「小葉は2型があり、茎の上部の葉では狭倒
卵形、下部のものでは倒卵形、
  ともに中肋と縁にはやや立った白毛がある」(cf. ヤハズソウ)。
 枝:「根元から多くの枝を分枝して開出または斜上し、枝は細いが強くて折れにくく、
  
上を向いている伏毛がある」(cf. ヤハズソウ)。
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