キキョウ科
ヤマホタルブクロ
Campanula punctata Lam. var. hondoensis (Kitamura) Ohwi
植物観察ノート 宮城県
[目次] [] [索引] [参考文献] [ホタルブクロ]
'08.6.28 利府町 県民の森
'08.6.28 利府町
   県民の森
'08.7.5 仙台市
  県民の森
'08.6.28 利府町
県民の森
 「全体に開出する粗い毛がある」。
 花:「茎の上部に枝を分け、紅紫色または淡紅紫色の、少し濃い斑点のある
  花を開く。高山のものは花の色が特に鮮やかで、ときに白花品もある。萼
  筒は子房と合着し、萼裂片間のふちは反曲しない。花冠は筒状鐘形、長
  さ4〜5cm、先は浅く5裂し、下を向いて開く。雄しべは5本、花柱は1本、柱
  頭は3裂する」。萼片と萼片の間に
付属体はなく、その部分(矢印)がふく
  らむ
。(cf. ホタルブクロ)
 刮ハ:「倒卵状半球形、長さ約1cm。種子は長さ1.3〜1.5mm、幅1mmほど
  で狭い翼がある」。
 葉:「根生葉は卵形または広披針形で先は鋭く尖り、基部はくさび形または
  やや円形をなし、下部の葉は柄があるが、上部の無柄となる。長さ5〜10
  cm、幅3〜4cm、ふちには低い鈍鋸歯があり、両面はふつう毛がある」。
 茎:「直立または斜上」。
 
付属体部がめくれるか、ふくらむか、ホタルブクロとの見分けのポイント。こ
 れ、毎年忘れる。今気づいた。「
山は隆起する」、これで覚えよう。
 【山蛍袋】
  花期:6〜7月
  高さ:40〜80cm
  山野
  本州(東北南部
   〜近畿地方)
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