ミヤマニガウリ

ウリ科
Schizopepon bryoniifolius Maxim.
植物観察ノート 宮城県
目次] [] [索引] [参考文献] [スズメウリ
雄株
'15.8.30 山形県真室川町 女甑山
雄花
'15.8.30 山形県真室川町
     女甑山
  '15.9.4
大崎市 花立峠
両性花
'15.8.30 山形県真室川町
   女甑山
'15.9.4
大崎市 花立峠
 花:「両性株と雄株がある」「両性花は各葉腋から1個ずつ下垂し、
  小形で黄色味を帯びる白色。雄花は白色で立ち上った複総状
  花序について腋生する。花冠は5裂して放射状となり径約5mm、
  裂片は卵状披針形である。雄しべは3個。花柱は短く太く中部ま
  で3岐し、柱頭はおのおのがさらに2裂している」「本種はふつう
  両性花の株であるが、たまに雄花だけがつく株がある」。
 液果:「長さ約1cmの楕円体だが、多くはややゆがみ、熟すると3
  裂する。種子は1〜3個」。
 葉:「長柄があり、葉身は心臓状卵形で、五〜七角、先端は尖り、
  基部は心臓形でくぼんだ部分は円形、質は薄く上面に毛があ
  る。巻ひげは葉と対生し、2岐して大へん長い」。
 茎:「細い」。
 【深山苦瓜】
   深山生で、果
   実がニガウリ
   (ツルレイシ、
   ゴーヤ)に似
   る…。
  花期:8〜9月
  つる性
  低山〜亜高山、
   林縁など
  北海道、本州、
   九州
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