● ヒツジグサ |
=スイレン科= |
Nymphaea tetragona Georgi |
植物観察ノート 宮城県 |
'07.8.21 加美町 荒沢 |
すい-れん【睡蓮】@スイレン科スイレン属の水草の 総称。ヒツジクサのほか、世界の熱帯・温帯に約50 種が知られる。…Aヒツジグサの漢名。(広辞苑) |
【未草】 未の刻(午後2 時頃)に開花す る…。実際はも っと早く開花し、 夜に閉じる。 別名:スイレン (狭義) 花期:6〜9月 浮葉性 池、沼など 北海道〜九州 |
花:「細長い根生花柄の先に直径5pほどの白い花を開き 夜間は閉じる。萼片は4個、長楕円形で先は鈍形、緑色 で花托のところで四角形を作る。花弁は多数あり、多列 に並び、内部の花弁はしばしば雄しべに変わる。雄しべ は多数で葯は黄色。子房は上位。心皮は多数が癒合し て多室。柱頭は放射状である」。 果実:「花が終わると水中で液果となり、萼片は宿存する。 熟すとくずれて多数の種子を水中に放出する。種子には 袋状の肉質仮種皮がある」。 葉:「葉柄は円柱形で非常に細長く、葉は水面に浮かび、 馬蹄形で、基部は深く裂けてやじり形となり、全縁で、表 面は緑色でなめらか、光沢があり、裏面は暗紫色を帯び 葉質はやや厚い。葉の長さは10〜12cmばかり」。 |
'07.8.12 栗駒山 秋田県 須川 |